popplerを使った初心者向けの手順書
変換したいPDFファイルをデスクトップに置いておくと作業しやすいです。
(例:資料.pdf というファイルがデスクトップにある場合)
ターミナルに以下を入力してEnterキーを押します:
cd ~/Desktop
✅ これで作業場所がデスクトップになりました
ls *.pdf
デスクトップにあるPDFファイルの一覧が表示されます
pdftoppm -png -r 300 資料.pdf 資料
pdftoppm = 変換するコマンド-png = PNG形式で保存-r 300 = 解像度300dpi(きれいな画質)資料.pdf = 変換したいPDFファイル名資料 = 出力される画像の名前資料-1.png(1ページ目)資料-2.png(2ページ目)資料-3.png(3ページ目)...pdftoppm -png -r 300 "会議 資料.pdf" 会議資料
ファイル名を " で囲みます
デスクトップにあるすべてのPDFを一度に変換できます:
for file in *.pdf; do
pdftoppm -png -r 300 "$file" "${file%.pdf}"
done
👆 このコードをコピー&ペーストしてEnterを押すだけ!
画面で見るだけ
pdftoppm -png -r 150 資料.pdf 資料
一般的な印刷用
pdftoppm -png -r 300 資料.pdf 資料
高品質印刷用
pdftoppm -png -r 600 資料.pdf 資料
pdftoppm -jpeg -r 300 資料.pdf 資料
# フォルダを作成
mkdir 変換した画像
# そのフォルダに保存
pdftoppm -png -r 300 資料.pdf 変換した画像/資料
# 1ページ目から3ページ目だけ
pdftoppm -png -r 300 -f 1 -l 3 資料.pdf 資料
-f = 開始ページ、-l = 終了ページ
300dpiはWeb用には大きすぎます! Webページ用には72〜96dpiで十分です。
PDFから直接Web用に変換する場合:
# Web用の最適設定(96dpi + JPEG)
pdftoppm -jpeg -r 96 資料.pdf 資料
💡 シーン: PDFからPNGに変換した後、「やっぱりJPEGで軽くしたい」という場合
# インストール済みか確認
magick --version
# 未インストールの場合
brew install imagemagick
# すべてのPNGを96dpi JPEGに変換
for file in *.png; do
magick "$file" -density 96 -units PixelsPerInch -quality 85 "${file%.png}.jpg"
done
結果: 資料-1.png → 資料-1.jpg
# JPEGファイル用のフォルダを作成
mkdir jpeg_images
# 変換してそのフォルダに保存
for file in *.png; do
magick "$file" -density 96 -units PixelsPerInch -quality 85 "jpeg_images/${file%.png}.jpg"
done
PNGファイルは残したまま、JPEGが jpeg_images フォルダに作られます
# JPEGファイルの数を確認
ls *.jpg | wc -l
変換した数が表示されます(例: 86個なら「86」と表示)
JPEGの画質を確認してから削除しましょう:
rm *.png
pwd
pwd = Print Working Directory(現在のディレクトリを表示)
/Users/yourname/Desktop
open .
現在のディレクトリがFinderで開きます
# PDFの数
ls *.pdf | wc -l
# PNGの数
ls *.png | wc -l
# JPEGの数
ls *.jpg | wc -l
ls *.pdf
PDFファイル名の一覧が表示されます
" で囲むcd ~/Desktop で移動できているか確認open .
現在の場所がFinderで開きます
これでPDFを画像に変換できます。困ったときはこのページを見直してください!